医者が起業してもええじゃないか

現役医学生が起業家を目指す。起業、医療、ITなど様々な分野を勉強して起業に向けて突っ走る、そんな体験記

凡人の凡人による凡人のための起業

どうもおはこんにちばんわ、くんひろです。

 

突然ですが皆さんの思う起業家とはどんな人たちですか。

 

スティーブ・ジョブズ、ラリーペイジ、マークザッカーバーグ、ジャックマー

 

このような華々しい人たちを思い浮かべませんか?

 

起業なんて一握りの天才にしかできないし、自分は凡人だから安定した企業に就職できればいいよ。

 

でもいつかお金持ちになりたいな〜。

 

そんなことを考えている人がほとんどなんじゃないでしょうか。

 

本日ご紹介する本はそんな弱気な「凡人」にぴったりな本、その名も

 

『凡人起業』

 

凡人起業 35歳で会社創業、3年後にイグジットしたぼくの方法。

凡人起業 35歳で会社創業、3年後にイグジットしたぼくの方法。

  • 作者:小原 聖誉
  • 発売日: 2019/03/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

 

 

です!『金持ち父さん貧乏父さん』にもあったように、自分の労働時間を切り売りして、その報酬に給料をもらっているようではいつまでたっても金持ちには成れないのです。

 

金持ちになるには唯一、雇われる側から雇う側になるしかないのです。(まだ学生のくせに生意気言うんじゃねーという意見は受け付けません笑)

 

この本を読んで僕も含めた凡人達よ、立ち上がりましょう!

 

ということでこの本の紹介をしていきます。

 

まず初めに、「凡人」とはどういう意味か。

 

凡人 これといった長所や特徴をもたない普通の人。平凡な人。(広辞苑よりそのまま引用)

 

だからこそ凡人に起業は無理だ、と思ってしまいますが、現在社会の風潮として起業がしやすくなっているのです。

 

まず基本的なこととして、ベンチャー企業(新しいサービスや事業を展開する中小企業のこと)はベンチャーキャピタルから資金を調達します。

 

ベンチャーキャピタルとは要するにベンチャー企業に投資する人達のことです。

 

ベンチャー企業には急速に成長する可能性を秘めているため、ハイリスク、ハイリターンを求めて投資する人たちがいます。

 

彼らから必要な資金を調達し、事業を始めます。

 

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画像元 https://initial.inc/articles/4fr4J2h0ewDsXgXtzl2DCA

 

上のグラフが表しているのは資金調達した会社数とベンチャーキャピタルからの資金調達額の関係です。

 

グラフを見ていただくと、資金を調達した会社に多少の変動はありますが、調達額自体はどんどん上昇しています。

 

つまり1社あたりの平均の調達額は上昇し、事業を始めるときに、より多くのお金を得られるようになっている、企業しやすくなっていると言えるのです。

 

だからこそ凡人にもチャンスがあるのです。

かといって、凡人なのに天才がやるような革新的なものを発明する、などという大ぶりなことをしてはいけません。

 

凡人には凡人なりの戦い方があり、その方法が余すことなくこの本に紹介されています。

 

「凡人企業」のポイントを僕なりにまとめてみました。ポイントはギュギュッと凝縮して3つです。

 

・適切な市場を選ぶこと

 

先行者になること

 

・コツコツ続けるための仕組みを作ること

 

です。1つ1つ説明していきます。

 

まず適切な市場を選ぶ。これはもちろん自分がある程度精通していることで起業したほうがいいのですが、その中でも自分のやりたいことにこだわるのではなく、成長しそうな市場を見つけて、その時代の波に乗るのが重要ということです。

 

次に大事なのは「先行者」になること。正確には先行者ぶること。その分野に関することを自ら発信し続けることで、先行者感を出す。そうすることで各方面からの接触が増え、ビジネスチャンスが増えるということです。

 

最後にサボらずに続けるための仕組みを作るということ。これは自分を凡人だと思い、信用しきらないことが重要です。その上で、サボれないための仕組みを作るのです。

 

筆者の例を挙げると

ガラケー関連の企業に就職していたことを生かしてスマホが流行ることを察知。

その上で、iPhoneではなくAndroidの市場を選択

FacebookやブログでAndroidに関する記事を投稿し続けることで、関係者と交流を持ち、ビジネスチャンスを得る。

自分を凡人だと認識しサボらない仕組みを作る

 ブログの更新をたくさんの目があるFacebookに投稿

 株主報告会を週1で行う

 セミナーを実施することで自分の持っている知識を強制的にまとめる

 

まだまだ大事なことはたくさん書いてあるので、あとはご自身で読んでみて確かめてみてくだい。

 

僕がこの本を読んで、これは使えるなと思って実践していることが2つあります。

 

1つ目はGoogleアラートを使って情報を集めることです。

 

皆さんはGoogleアラートをご存知でしょうか。

 

僕もこの本を読むまで知らなかった機能なのですが、好きなキーワードを設定することで、毎日そのキーワードを含んだ新たな記事を知らせてくれるのです。

 

僕は「医療 ビジネス」「医療 起業」「医療 IT」を登録しています。

 

これによって情報収集が格段に楽になりました。毎日朝8時にメールが送られてくるので、空き時間にそれを読むのを習慣にしようと頑張っています。

 

2つ目はブログを作り、情報を発信することです。

 

そうなんです。このブログ、実はこの本を読んで始めました。なので、Googleアラートで面白い記事があればそれを紹介し、良いのがないときは自分の読んだ本を紹介するというスタイルで今後も続けていきたいと思ってます。

 

皆さんもこの本を読んで凡人であることを悲観せず、凡人なりの戦い方を学び、実践してみてはいかがでしょうか。

 

ではでは