なぜ自分だけはコロナにかからないと思うのか
どうもおはこんにちばんは、くんひろです。
新型コロナウイルス、勢い変わらず自粛ムードが続いています。
やることがなかったり、ストレス溜まったりするとは思いますが、今は我慢しましょう。
AmazonプライムやNetflixで今まで見たかったけど見れなかった映画を見るもよし、本を読んでみるもよし、家で筋トレするもよし。
僕のオススメはマーベル見ることです。
アイアンマン、キャプテンマーベル、マイティーソー、からのアベンジャーズ最高です。
多分全シリーズ見れば1週間くらいは潰せると思います。
とにかく仕事とか学校ない人は家に出ない、体調悪かったら人に合わない、手洗いうがい、飲み会しない。
これを徹底するしかないですね…
今日の記事は少しコロナに関係のある話。
「すごい心理学」に書いてあった面白いお話を紹介しようと思います。
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目次
自分だけは絶対に大丈夫
これだけ新型コロナで騒がれてるのになぜ、外に出たり、飲み会してしまう人がいるのでしょうか。
それは皆、心のどこかで「自分だけは大丈夫」って思ってしまっているからではないでしょうか。
私たちは他の人は不運にあっても自分はそういう不運には絶対に起きないとなぜか信じています。
これを証明した実験があります。
アメリカのニュージャージー州のラトガース大学が調査しました。
285名の大学生に対して
「将来あなたが大人になった時、飲酒上の問題を抱える可能性はどれくらいあると思いますか」
「他の人が飲酒上の問題を抱える可能性はどれくいらあると思いますか」
という2つの質問をしました。
「自分に起きる可能性」から「他人に起きる可能性」を引き算してみると-58.3%という結果になりました。
つまり
他の人はアルコール中毒になるけど自分は絶対にならない
ということです。
他にも同じようにして調べると
自殺 -55.9%
離婚 -48.7%
40歳以下で心臓発作 -38.4%
性病 -37.4%
なぜこのように私たちは自分だけは大丈夫というふうに思ってしまうのでしょうか。
これは心理学用語で
「正常性バイアス」
と言われるものです。
自分にとって都合の悪い情報を無視したり過小評価してしまいます。
全てのことを現実的に考えようとすると不愉快な気分になったり、疲れてしまう。
だからそのようなことは、考えないようにするか、歪めて解釈して人間の認知をある程度鈍らせることで、心が過剰に反応することを防いでいるのです。
自分は善人で、世の中は悪人だらけ
私たちは自分のことを善人だと思っています。
それに対して世の中の人は悪い人ばかりと考えてしまっています。
これに関してアメリカカルフォルニア州立大学が実験を行っています。
自分が他人にしてあげた「善行」
他人が自分にしてくれた「善行」
自分がした「悪いこと」
他人がした「悪いこと」
を5分間のうちにできるだけたくさん書き出してください、という実験を行いました。
その結果、自分が他人にしてあげた善行については4.20個思い出すのに、他人がしてくれた善行については2.90個しか思いまだせませんでした。
自分がした悪いことについては2.73個しか思い出せないのに対して、他人がした悪いことは4.28個も思い出せました。
私たちは自分に都合のいいことしか記憶してないからです。
これを記憶の選択作用といいます。
自分の良いことばかり思い出して、他人の悪いことばかりを思い出す結果、
私は善人だけど、他の人はみんな悪人
というかなり歪んだ自己像ができてしまうのです。
感想
今回は心理学の本からコロナ騒動と関係ありそうなトピックを紹介してみました。
自分だけがかからないということはあり得ません。
誰にでも平等にかかる可能性はあります。
また他人の悪いところばかりに目がいってしまいますが、他人の良い行いにも気を配るようにしていきましょう。
みんなで力を合わせてこの新型コロナを乗り切っていきましょう。