医者が起業してもええじゃないか

現役医学生が起業家を目指す。起業、医療、ITなど様々な分野を勉強して起業に向けて突っ走る、そんな体験記

国境なき医療技術を目指して

どうもおはこんにちばんは、くんひろです。

 

お笑い芸人の志村けんさんが昨日29の夜亡くなったと聞きました。

 

ご冥福をお祈りします。

 

この志村けんさんが日本に与えた影響は計り知れないものだと思います。

 

もちろん命は平等ですが、高齢者、若者、世代を問わず認知されていた志村さんの死のインパクトは凄まじいです。

 

今日本は変わりつつあります。一部の人を除いて多くの人が現状を理解し、正しい情報を選択し、自分にできる行動を実行している。

 

大事なのは今はただひたすらに我慢すること。感染者が減っていないのは何も対策をしなかった2週間前の愚かな行為を反映している。

 

でも今は違う。不要不急の外出は避ければ、必ず2週間後に結果は出ます。

 

この危機を全国民、全人類で乗り越えて、祝杯をあげる日まで、今はみんなで耐えましょう。

 

長くなってしまいましたが、本題に入ります。

 

本日紹介する記事は医療症例報告プラットフォームについてです。

 

ビジネスプラン迷っている人の参考になればと思います。

 

目次

 

 

記事の内容

e-casebook」医師同士の症例相談プラットフォームを手がけるハートオーガナイゼーション(以下同社)。

同社がフォーブスジャパン(日本の経済雑誌)のスモールジャイアンツアワード(日本が誇る小さな企業に焦点を当てたもの)を受賞した。

代表取締役の菅原俊子は「地方も都会も先進国も発展途上国も医療格差のない世界を目指す」と語る。

同社を立ち上げたのは2000年。当時は医薬品のプロモーションを行なっていた。

しかし、知り合いの医師から「薬ではなく医療技術を広めるのを手伝ってほしい」と言われたことがきっかけだと言う。

医療技術は上級医の先生に直接教えてもらうか、他院の手術を見学させてもらう、狭い世界が当たり前であった。

また世界各国で行われる学会に参加したりすることで最新の症例の知見を得たりするしかなかった。

医療は日々進化する。医師は自らの治療行為に不安を抱えることはよくあるという。

だからこそ他院の先生に相談したり、院内でも会議をして症例検討などを行ったりする。

しかし病院や国境を超えた医師同士のネットワークができればもっとダイナミックにかつ容易に最新技術を学ぶことができる。

そう考え、医用画像をネットで共有し合えるサービス「e-casebook」をリリースした。

当初は患者情報の流出が心配される声もあったが、徐々に使われ始め、日本心血管インターベンション治療学会が専門医認定のための技能評価や遠隔研修として採用された。(研修医<レジデント<専門医。専門医になる為には認定試験がある)

これを機に少しずつ普及し始めている。

考察

以前の記事5Gみのまわり編でも説明しました。

 

kunhiro-kigyou.hatenablog.com

 

5Gが普及することで遠隔医療による医療格差はもちろん、医師同士の知識、技術における医療格差もなくなると考えられています。

知識だけであれば今はネットで検索すれば過去の論文は無料で読めたり、症例共有のプラットフォームなどは発達しています。

しかし外科的な手術、手技に関しては東京の病院に行ったりして具体的に見なければ中々習得するのは難しいと考えられます。

5Gが発達することで高精細な動画をリアルタイムでみれたり、VR機能などを用いれば、もっと実践的な学びを共有できるようになります。

こうすることで地方の医師と都市部の医師とでの技能による医療格差が埋まり、日本全体としての医療技術向上につながります。

e-casebookのリンクを下に貼っておきます。

www.e-casebook.com


実際のサイトはこんな感じです。

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参考(https://www.e-casebook.com



会員登録をしていないので一部しか見れませんでした。

学術的なことを説明した後、手技の動画というような形をとっているようでした。

対応している科は今のところ整形外科と循環器内科(カテーテルなど)だけでした。

YouTubeなどにも少数ですが手術映像が見られるようですが、画質はこちらの方が良かったです。

5Gと組み合わされば革新的なパワーを持つサービスだなと感じました。

関係者の方は参考にしていただければと思います。自分も実習の際に使ってみようかなと思います!

ではでは