デジタル聴診器登場、聴診器も遠隔化へ
どうもおはこんにちばんは、くんひろです。
先日書かせていただいたNCCの記事たくさんの方に読んでいただいてとても嬉しいです。
それだけ医療系学生が悩んでるのかなと実感しました。
資格が必要な仕事にありがちだとおもいますが、大学に入ってしまった時点でほとんど道が決まってしまいます。
もちろん医療に関係する仕事は責任感を持たなければなりませんが、医療以外の道もあり、悩む権利は僕らにもあります。
少しでも多くの人が自分自身と向き合って進みたい道に進める手助けができると同時に、自分も進みたい道に進める努力をしていくつもりです。
5/15に第2回オンライン飲み会をやる予定ですのでぜひいらしてください!
さて長くなりましたが本日ご紹介する記事は最先端医療についてです。
記事の内容
なんと200年ぶりに聴診器がイノベーションされ、デジタル化されたました。
医療ベンチャーのシェアメディカルとSUNDREDが2019年8月8日聴診データ研究会の設立とデジタル聴診器「ネクステート」を発表しました。
聴診器に内蔵されたアンプにより音量調節が可能
騒がしい環境でも正確な聴診が行える
聴診器をデジタル化することで聴診音を保存、共有できること
が特徴として挙げられます。
データ集積によるAIへの応用にも期待が高まっています。またBluetooth通信によりデータ転送も対応してるため、遠隔医療の応用も待ち望まれてます。
考察
記事が少し前のものになりますが、かなり衝撃を受けたと同時に、ワクワクが止まりませんでした。
まさかもうすぐそこに遠隔聴診器の時代が近づいているとは夢にも思いませんでした。
遠隔診療の課題点の一つとしてあげられるのは対面診療に比べて触診、聴診(心音や肺音)の情報が少なく、視覚や音声に頼らざるを得ないことでした。
しかし聴診の操作が遠隔で可能となればかなり強力な診断材料になり得ます。
また聴診音がデータ化され共有が容易となれば医療教育の面でも大きく貢献します。
現在聴診音のCDや音声データなどがあり、それを用いて典型症例の音の特徴などを学びます。
これもかなり進歩した結果だと思いますが、実際の患者さんの音を聞いてみても、どこを根拠に判断しているのかわからないことも自分自身結構ありました。
しかしこのネクステートを用いれば、聴診音がデータ化されるため、指導医と同じ音を聞き、どこに注目したかをリアルタイムで共有することができます。
またデータを集積することで将来的にAIによる聴診診断の一助となる可能性も秘めています。
臨床に出てくるのはまだ先なのかもしれませんが今回のコロナウイルスの一件で普及が早まったりする可能性は十分考えられると思います。
ではでは