医者が起業してもええじゃないか

現役医学生が起業家を目指す。起業、医療、ITなど様々な分野を勉強して起業に向けて突っ走る、そんな体験記

医学生こそ読むべき1冊!〜お金編〜

どうもおはこんにちばんわ、くんひろです。

 
今日から新企画〜医学生こそ読むべき1冊〜シリーズをやっていきたいと思います。
 
勉強や実習、部活と何事にも学生時代忙しく本を読む時間なんて全然ないという医学生のために、僕が読んで来た本の中で厳選して、この本さえ読めば世界を知れるという本を分野ごとに紹介していきたいと思っています。
 
医学部は、他の医療と関係ない学部の人と交わる機会がとりわけ少ない学部だと思います。また働いてからも看護師や検査技師、製薬会社の人など限られた人としか関わらないことが多いです。
 
そのため医療者になってから、税金や社会の構造など知らない人もいます。世間では「医療者は金もあるし、金稼ぎにも興味あるけど、知識がないから騙しやすい」と言われたりしてます。
 
そんな人たちのためにまだまだかろうじて時間のある学生のうちから厳選して、オススメの本を紹介していこうと思いました。
 
第1弾はお金の本質がわかる本について紹介していきます。この本を読めばお金の稼ぎ方、お金の概念を理解することができます。
 
今日紹介するのはこちら
 
金持ち父さん貧乏父さん
 

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目次
ロバートさんの実の父親とロバートさんの友人のお父さん、この2人に育てられ、この2人の生き様を見てきたロバートさんが金持ちになるにはどうすれば良いのかを教えてくれます。
 
実の父親は大学を卒業し大学院も卒業、公務員に就職。安定した収入を得ている。
 
一方もう1人の父親は自営業を営んでおり、金に余裕はなさそうだが、常に俺は金持ちになるぞと言っている。
 
この2人の考え方は全く逆であり、実の父親はお金のために働けといい、もう1人の父親はお金が私のために働くという。
 
実の父親は勉強をしていい会社に入れといい、もう一方の父親は勉強していい会社を作れという。
 
結果、実の父親は負債を負い、もう1人の父親は大金持ちとなった。
 
この2人の考え方の違いはなんであったのかを考えることで、金持ちになるためには何が必要なのか、どんな考えを持たなければいけないのか、についてロバートさんの考えが記されています。
 

ファイナンシャルインテリジェンスとは

 
この本を読んだ感想としてはお金に関する考え方が全く変わりました。
 
そしてこの本を読んでいかに自分にいや日本の教育においてファイナンシャルインテリジェンスが足りていないのかというのを痛感しました。
 
ファイナンシャルインテリジェンスとはファイナンシャルは財政上の、インテリジェンスは知識という意味なので、「お金に関する知識」という意味です。
 
日本の教育ではお金に関しての教育は一切なく、むしろネガティブな印象を持たせています。
 
親からも良い会社に入ってコツコツと貯金しなさい、と口酸っぱく言われてきたと思います。
 
ただそれじゃダメなんだと気付かされました。
 

夢のマイホームは資産?

 
全部を僕が解説してしまうと本を読んだ時の感動が薄れてしまうと思うので、印象に残っているエピソードを1つだけ。
 
このエピソードであなたが現時点で金持ちになれる思想を持っているのかいないのかがわかります。  
 
あなたが一生懸命働いて買ったマイホーム、これをあなたは資産だと思いますか?
 
Yesと答えた方。そりゃそうですよね。マイホームを買うのが一般人からしたら夢であり、我が城である。何より売ればまとまったお金になるじゃないか.と思うかもしれませんが
 
残念ながら正解はNoなんです。なんで!?と思いますよね。僕も思いました。では質問を変えて、
 
「資産」と「負債」の違いを述べなさい
 
と言われたらなんと答えますか?
 
ここで僕がこの本を読んでるときに考えた答えを上げておきましょう。
 
「資産」:プラスのお金
「負債」:マイナスのお金
 
どうですか?こう思った方多いんじゃないですか?
 
これで僕にも金持ちマインドが足りていなかったことがバレてしまいましたね笑。
 
安心してください、僕も皆さんと同じでした。それでは正解はというと
 
「資産」:プラスのキャッシュフローを生み出すもの
「負債」:マイナスのキャッシュフローを生み出すもの
 
です。???って感じですよね。
 
なんか一見あってそうに見えるのですが、そもそもキャッシュフローとはなんなのか。
 

キャッシュフローとは

 
キャッシュフロー」とは読んで字の如く「お金の流れ」です。
 
具体例を挙げながら説明していきましょう。ではプラス、マイナスのキャッシュフローとはどのようなものを言うのでしょうか。
 
プラスのキャッシュフロー:株、不動産、マンション経営など
マイナスのキャッシュフロー:ローン、借金、クレジットカードなど
 
プラスのキャッシュフローとはそれを持ってることによってお金が生み出されていき、お金が増えることを言います。
 
一方マイナスのキャッシュフローとはお金がなくなっていくことを言います。
 
それが売れるのか売れないのかは関係ないのです。
 
ここではじめに立ち返ると、「家」というのはローンを組んで買います。
 
つまり毎月いくらかのお金が支払いによって消えていきます。
 
しかも「家」は買った瞬間から価値は買った時より一気に下がります。
 
つまりプラスになることはありません。
 
なので「家」というのは「負債」なのです。
 

金持ちになるためのマインド

 
これと金持ちになるための考え方何の関係があるのかと思うかもしれませんが、ロバートさんが言うには
 
金持ちはこの資産と負債の違いをよく理解した上で、まず「資産」を買うのだと。
貧乏人はまず「負債」を買うのだと。
 
なるほどなと思っていただけましたか?僕はこれを読んだ時、「バビロンの富豪」にも似たようなことを書いてあったぞと、ふと思いました。
 
お金持ちとはお金を多く持っている人のことを言うのではない。お金の増やし方を知っている人のことを言うのだ
 
資産とはつまりお金を増やしてくれるもの。
 
この資産の意味をよくよく理解している人こそお金持ちなのだなと、納得しました。
 

本日のまとめ

・ファイナンシャルインテリジェンスをあげる必要がある

・マイホームは負債

・資産と負債の違いを理解する

・金持ちとはお金の増やし方を知っている人のこと

 

感想

 
この本にはまだまだ面白い話、学ぶべき考え方たくさん出てきます。
 
僕も何度も読まないといけない名著の一つだと思っています。お
 
金に関わる全ての人に読んでいただきたい一冊でした。
 
ではでは。