医者が起業してもええじゃないか

現役医学生が起業家を目指す。起業、医療、ITなど様々な分野を勉強して起業に向けて突っ走る、そんな体験記

お金の本当の正体とは

どうもおはこんにちばんは、くんひろです。

昨日初めてオンライン飲み会なるものをやってみました。

なかなか面白かったです。

ただ1人で暇なので、つまみやお酒をひたすらたいらげてしまうのはオンライン飲み会の欠点なのかもしれません笑

ただこれで会議やワークができるのは相当楽だろうなと感じました。

家にいる分、会社で感じる人間関係の悩みなども感じづらいと思いますし、アットホームなのでリラックス出来るのがいいなと思いました。

これが長く続いてから、会社に出勤するスタイルに戻すのは相当大変なのではないかなと思います。

さて今回はお金に関する本をご紹介したいと思います。

99%の人が気づいていないお金の正体

 

99%の人が気づいていないお金の正体

99%の人が気づいていないお金の正体

  • 作者:堀江 貴文
  • 発売日: 2020/02/13
  • メディア: 単行本
 

 


です。

目次

 

お金とは

この本は堀江貴文さんの本では僕らのお金の常識をぶっ壊しに来てます。

お金って何ですか?

と言われると

物と交換できる
いっぱい持っていた方がいい
みんなが欲しがる物

というような答えが思い浮かぶと思います。

堀江さんはこの本の「はじめに」でズバリ言っています。

お金の正体は信用である

これがこの本の言いたいことの全てです。

どういうことか説明していきます。

そもそもお金、例えば1万円札にはなぜ価値があるのか。
1万円札なんて作るのに20円ほどしかかからない所詮紙切れです。
なのになぜみんな価値があると思うのか。

それはみんなが共通して「1万円には価値がある」って信じているからです。

これを堀江さんは「お金教」と呼んでいます。このお金教をみんな信じているから、
「この紙には1万円の価値がある」という「信用」が社会の中でシェアされているのです。

お金の成り立ち

そもそもお金の成り立ちというものをご存知でしょうか。

大昔、狩猟、採集生活で自分のコミュニティだけで暮らしている間はお金は必要ありませんでした。

みんな知っている人同士であるから信用がそもそもあったからです。

しかし活動範囲が広がるにつれて、よそのコミュニティと交流をするようになりました。

そこで物々交換をするようになりました。

例えば海に住んでる人たちは魚はたくさん持っているけど肉が欲しい。

だから山に住んでいる人と魚と肉を交換することで肉を得ていました。

しかしこの物々交換で難しいのは、山の人も魚が欲しい、と思ってなければ取引が成立しないのです。

そこで考えられたのが、皆が欲しがるもの、例えば綺麗な貝、米などに一度交換して、それと欲しいものを交換するという制度が考え出されました。(だからお金に関する漢字には貝が含まれるものが多いです。貨、資など)

しかし、貝や米を毎回持ち歩くのはかさばりますし、めんどくさい。

そこで希少価値もあった金、銀、銅がお金として使われるようになりました。

金、銀、銅貨にらなったことでだいぶ持ち運びやすくはなりましたが、やはり額が大きくなると重い。

そこで両替商というものが発達します。

両替商とはお金を預けた代わりに「預かり証」を発行し、それを持って他の両替商のところに行くと、その預けた分のお金が引き出せるというものでした。

つまりこの預かり証とは一種の信用を表しているものだったのです。

その後近代になると紙幣というものが生まれました。この紙幣は銀行に持っていくとその分の金(きん)と交換してくれる、これまた証明書の役割でした。(兌換紙幣)

しかし段々紙幣が大量に増刷されるにつれて交換できる金自体が不足してきます。

この紙幣は金と交換しなくてもいい(不換紙幣)、この紙はみんな1万円って価値を認めているから1万円なんだ、というふうになったのです。

つまり1万円札の形ができたのはつい最近の話なのです。(昭和に入ってから)

現代のお金の形

それに対して現代のお金の形はどうでしょうか。

ビットコインと呼ばれる仮想通貨であったり、PayPayをはじめとした電子マネーなどお金の形は様々です。

しかし信用さえシェアされてしまえば仮想通貨だって、Tポイントだって電子マネーだって円と変わらぬ価値を持つのです。

対等な個人として直接取引を行うビットコインクラウドファウンディングは
21世紀版の「かたちを変えた物々交換」
と言えるのです。

信用をためろ

では我々がすべきことは何なのか。

お金という誰かが作り上げたフィクション

に囚われるのではなく、真に我々がすべきなのは
信用を貯めること
なのです。

信用さえあれば困ったときに、必ず誰かが助けてくれます。

これは堀江さんが刑務所にいるときに痛感したと述べています。

どんな窮地に立たされても、ひととのつながりがあれば、必ず再起できる。信用を貯めることこそ、何よりも大切であると思い知らされた。

 


今の時代自分の信用を貯めてさえおけば、お金や仕事は後からついてきます。

例えばクラウドファウンディングが最たる例です。

こいつだったら何かしてくれそうだ、この事業なら成功しそうだと、信用を稼ぐことでお金を周りから得るのです。

お金は所詮信用を数値化したものに過ぎません。

もちろん無いよりはあった方がいいかもしれません。

しかし、お金を稼ぐことに集中して、周りの信用を疎かにするよりも、信用を貯める努力を重ねた方がずっと良いのです。

本日のまとめ


お金の本質は信用
お金を稼ぐことに夢中にならず信用を貯める努力をしろ

感想

いかがでしょうか。本書にはまだまだ様々なお金に関する常識をぶっ壊す考えが書いてあります。

しかし真に言いたいことはまとめに書いたことだと僕は思います。

この本を読んであなたもお金という誰かの作り出したフォーマットに囚われるのではなく、信用を貯める新しい生き方をしてみてはどうでしょうか。

ではでは